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(4)薬用植物の品質評価に関する研究
日本薬局方における生薬類の確認試験法に関する検討○生薬キョウカツ、テンマ、テンモンドウの確認試験法の検討
概 要
日本薬局方外生薬規格に収載されている生薬テンマ、キョウカツ、テンモンドウについて、より有効な確認試験法を確立するためにTLC法の検討を行った。1)テンマ(天麻)
使用する検体として、中国貴州産(No.1)、浙江産(No.2)陜西産(No.3)、中国産(No.4)、四川産(No.5)、浙江産(No.6)を用いた。テンマ確認試験(提出案)(第14改正日本薬局方第1追補に収載)
本品の粉末 1 g にメタノール 5 mL を加え、15 分間振り混ぜた後、ろ過する。ろ液の溶媒を留去し、残留物をメタノール 1 mLに溶かし試料溶液とする。この液につき、薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液 10 μL を薄層クロマトグラフ用シリカゲルを用いて調製した薄層板にスポットする。次に酢酸エチル/メタノール/水混液(8:2:1)を展開溶媒として約10 cm 展開した後、薄層板を風乾する。これに希硫酸を均等に噴霧し、105 °Cで1分間加熱するとき、Rf値 0.4 付近に赤紫色のスポットを認める。2)キョウカツ(羌活)
検体は、中国四川産(No.1〜2,4,6)、中国産(No.5)、日本産(ワキョウカツ、No.3)、中国産N。 forbesii(No.7、 8)を用いた。キョウカツ確認試験(提出案)(第14改正日本薬局方第1追補に収載)
本品の粉末 0.3 gを共栓遠心沈澱管に入れ、 ヘキサン 3 mL を加え、10分間振り混ぜた後、遠心分離し、上澄液を試料溶液とする。この液につき、薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液 10 μL を薄層クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲル(蛍光剤入り)を用いて調製した薄層板にスポットする。次にメタノール / 水混液(9:1)を展開溶媒として約 10 cm 展開した後、薄層板を風乾する。これに紫外線(主波長 365 nm)を照射するとき、Rf値 0.5 付近に青白色の蛍光を発するスポットを認める。このスポットは、紫外線(主波長 254 nm)を照射するとき、暗紫色を呈する。3)テンモンドウ(天門冬):検体はすべて中国貴州産を用いた。
テンモンドウ確認試験(提出案)(第14改正日本薬局方第1追補に収載)
本品の粗切 1 gにn-ブタノール/水混液(40:7)5 mLを加え、30分間振り混ぜた後、ろ過し、ろ液を試料溶液とする。この液につき、薄層クロマトグラフ法により試験を行う。試料溶液10μLを薄層クロマトグラフ用シリカゲルを用いて調整した薄層板にスポットする。次に1-ブタノール/水/酢酸(100)混液(10:6:3)を展開溶媒として約10 cm 展開した後、薄層板を風乾する。これに希硫酸を均等に噴霧し、105 ℃で2分間加熱するとき、Rf値0.4付近に最初赤褐色後に褐色を呈するスポットを認める。○その他、最近生薬ブシ(第14改正日本薬局方第2追補に収載)、トウガシ(第15改正版に収載予定)についても検討を行った。
独立行政法人医薬基盤研究所 薬用植物資源研究センター |
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