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筑波研究部

主な研究課題

(1)薬用植物の栽培に関する研究

 主として温帯性植物について、漢方薬及び医薬品原料植物の生産と品質に関する研究、野生種並びに外国産薬用植物の国内栽培化に関する研究等を行っています。以下に主な研究を紹介いたします。

1)マオウの国内栽培に関する研究

 漢方に用いられる主要生薬の麻黄と甘草は、生育環境と資源の保護を目的に、中国政府が輸出を制限しています。将来に向け、国内でも栽培ができるよう研究を開始し、北海道、筑波、和歌山、種子島でも栽培が可能なことが実証されました。筑波では引き続き、マオウの生産性と品質について研究を継続しています。
 第14改正日本薬局方では、マオウの基原植物として、Ephedra sinica Stapf, E. intermedia Schrenk et C. A. Meyer, E. equisetina Bungeの3種が収載されています。マオウの増殖には種子を用いるのが最も効率的ですが、マオウは国内には自生しておらず、多量の種子が得られません。そこで、既に国内で保存されている植物体からの増殖を検討しました。
 現在、栄養繁殖が最も容易なE. intermediaを用い、増殖法、生育と成分の季節及び年次変化、収穫後の再生量等に関する研究を行っています。


2)野生薬用植物の国内栽培化に関する研究

 生薬の供給は一部の種類を除き、その多くは野生品の採取によってまかなわれてきました。野生植物資源の減少に伴い薬用植物の栽培化が進められてきましたが、その歴史はまだ浅く、多くの薬用植物について、その栽培法が確立されていません。
 国内で栽培可能な植物について、栽培と品質評価法を確立するため、実際に栽培試験を行い、栽培指針を作成しています(詳細は別項)
 現在、クソニンジン、ヤマノイモ類、サラシナショウマ等について栽培試験を行っています。
マオウ1年生株
マオウ2年生株
マオウ園

(2)薬用植物の組織培養に関する研究

(3)外国産未利用植物資源の開発に関する研究

(4)薬用植物の品質評価に関する研究

(5)薬用植物の基原種解明に関する研究





独立行政法人医薬基盤研究所
薬用植物資源研究センター

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